ソリューションはストーリーで見せる
「モノ」ではなく「ソリューション」を売るという志向は、
今ではどのベンダーさんも持っていることでしょう。
しかしそれをユーザーに訴えかける時に見せるのが完成品のシステムでは、
「モノ」のイメージが払拭されないのではないかと思います。
ソリューションは事前のコンサルティングから設計、構築、
アフタサービスという一連のフローで成り立っているのに対し、
完成品のシステムは一つの時点で切り出したストックです。
イベントなどでそのシステムを展示しても、
ソリューションで重要なその前後を来場者にイメージしてもらうのは
少々無理があるのではないかと思っています。
ソリューションを訴えかけたいならば、
ストーリーで見せることが有効ではないでしょうか。
一つの事例を、最初のきっかけの部分から再現した映像など
ストーリー仕立てにして見せれば、
ソリューションのイメージを植え付けることができると思います。