ホワイトペーパーのいいところ

先日、某外資系計測機器メーカーのホワイトペーパー制作を担当させていただきました。
ホワイトペーパーは直訳すると「白書」で、公的機関などが発行するものと思われがちですが、企業が製品やサービスの内容を具体的に解説したドキュメントのことも、ホワイトペーパーと呼ばれています。

ホワイトペーパーには、特に決まったフォーマットがあるわけではありません。
自由度が大きいことがホワイトペーパーの利点であり、自社が持つテクノロジーがテーマであれば、そのテクノロジーを理解してもらうのに適した構成にできます。

パンフレットなどと違って、ページのボリュームなどにも左右されません。
テクノロジーがテーマだと、市場の状況や技術トレンドなど背景にそれなりの説明を要し、そうした説明がないと論理的に必要性を十分訴えかけることができません。
必要な情報に合わせたボリュームにすることができるわけです。

今まで担当させていただいた経験からすると、外資系の会社がホワイトペーパーをよく活用しているような印象があります。
ホワイトペーパーというツールに縁の無かったメーカーの方にも、ぜひ試していただきたいと思っています。