トレンドを反映した今回の情報処理技術者試験
毎年4月と10月に行われる情報処理技術者試験が、昨日行われました。
専門学校でその対策科目を担当している立場として、
受講する学生の結果だけでなく、出題内容も気になるので、
昨日夜ネットで試験問題が公開されるのを待って
基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の内容をチェックしました。
最初に感じたのは、トレンドを反映するようになったなあということ。
以前からも試験のたびに業界の新しいトレンドが初登場していましたが、
今回は特にその初登場が多かったように思います。
ざっと見る限り、基本情報技術者試験には
「ディープラーニング」「Hadoop」「AR」「機械学習」
などが、たぶん初めて登場しました。
応用情報技術者試験にもディープラーニングが登場し、
さらに「仮想通貨」に関する問題も出ています。
またトレンドというほど新しいテーマではないですが、
実際のシステムを題材とする長文問題では
クラウドベースのシステムを題材としたものもありました。
おそらくこれも初めてのことだと思います。
いろんなIT関連ベンダの広報企画に携わらせていただく中で
新しいトレンドに直に触れることが多いため、
そうした情報を授業の中でも紹介するようにしていますが、
もっと積極的に紹介していかなければと思った今回の試験でした。