印鑑廃止の流れ
お取引先様がWebベースの受発注システムを導入されるということで、その内容や使い方に関するオンライン説明会に、調達先の一社として参加しました。
受注の内容やステータスを整理して見える化したり、必要な処理が一覧表示されたりなど、いろいろありがたい機能が実装されるようなのですが、いちばんありがたいのは「納品書に押印が不要になる」という話でした。
押印が必要だと、どうしても印鑑のある場所に縛られてしまいます。
出張の多い僕の場合、出張先で押印が必要な書類をすぐに作ることができず、お取引先様にご面倒をおかけしたことも何度かありました。
実はそうしたことを防ぐために、数年前からは画像化した印鑑も用意しています。
しかしこれを使った書類が本当に必要な役目を果たせるのか自信がなく、恐る恐る使っていたのが実情でした。
押印そのものが不要になれば、そうした心配もいらなくなります。
公的部門での印鑑廃止の動きは政府主導で始まっていますが、民間の取り引きにもどんどん広まっていってほしいものです。