田舎不動産
GWには妻実家が大分県中津市山国町に持っている別荘へ行ってきました。
別荘というより小さな山小屋で、携帯もつながらない山の中です。
今回行ったのは、その山小屋売却に伴う手伝いでした。
建ててから28年ほど経ち、いろいろメンテナンスが必要になっていますが
義父母も高齢化し、訪れる機会は減っていました。
そこで昨年から引き取り手を探していたところで3月末に義父が死去。
そもそも名義自体、10年前に亡くなった義兄のままなので、
二束三文覚悟で売却することになったものでした。
車のすれ違いも難しい細い山道を4kmほど登っていった先にあり、
いまどき携帯も圏外という山の中の物件に果たして興味を示す人はいるのか?
でも調査に来てくれた不動産屋さんは、十分売れると確信したようで
思ったより高い販売額を提案してくれたそうです。
その不動産屋さんは、田舎暮らしに特化した不動産屋さんだそうで
名前もそのとおり「田舎不動産」。
サイトを見ると本当に田舎の物件が並んでいます。
義母によると、ここを紹介してくれたのは義父母の友達で、
田舎の物件ばかりですが仲介実績は豊富なんだそうです。
全国的に空き家問題が取り沙汰されてますが、
田舎の古い物件でも興味を示してくれる人はいるわけです。
特にこの田舎不動産のサイトにあるような「男の隠れ家」というキーワードには
惹かれる人は少なくないのでしょうね。
その辺に空き家問題の解決のヒントがあるのかもしれません。