応用情報技術者試験の解説動画を作ろうかな

授業を担当している専門学校の学生の基本情報技術者試験(FE)受験が始まりました。
FEは現在はCBTなので随時受験できるのですが、コロナ禍以前は毎年春と秋に会場で行われるペーパー試験でした。
その時の名残で、今も秋を目安に対策授業を組んでいるため、この時期から受験が始まる形です。

FEはペーパー試験時代は午前150分、午後150分でしたが、現在はそれぞれ90分、100分です。
以前の午後試験に相当する科目Bは試験範囲も大幅に圧縮され、ネットワークやデータベース、ハード/ソフトは一問一答形式の科目Aのみになりました。
そのため合格の難易度は確実に下がっています。
今年に入ってから問題自体の難易度が上がっているようで、それにより調整しようとしているのが伺えますが、それでも以前よりは合格しやすくなっています。

一方でFEのワンランク上の応用情報技術者試験(AP)は、今も会場でのペーパー試験で、午前150分、午後150分です。
難易度も変わっていないようです。

専門学校ではFEに受かった学生は次回APに挑戦するようにクラス分けしています。
APに受かればさらに上の試験のクラスに振り分けられるのですが、クラスごとの人数を見るとAPに“滞留”しているようです。

一般の受験生も「FEは受かったけどAPになかなか受からない」という層が結構いるのかもしれません。

私はコロナ禍の時に、YouTubeにFEの午後試験を解説するチャンネルを立ち上げました。
FEの試験範囲が変わったので今はそのチャンネルは放置状態ですが、この際APの解説チャンネルに作り替えようかなと思っているところです。