JR同士の競合から生まれた切符
9月からは毎週火曜は午前に小倉の専門学校、午後は博多の代ゼミで授業のため
間で小倉から博多への移動を伴います。
小倉と博多の間は在来線はJR九州、新幹線はJR西日本です。
新幹線と在来線でJR同士が競合する区間は珍しくありませんが
普通は新幹線の開通とともに在来線の特急は廃止されます。
しかしこの区間は珍しく、在来線の特急が今もバンバン走っています。
特急は廃止どころか、むしろ昔より増えています。
新幹線の小倉博多間は、新幹線の一駅区間だけの利用者で見ると
全国で最も利用者数の多い区間だそうです。
100万人前後の人口を持つ都市間を15分ほどで結ぶため定期利用者も多く
特に朝は小倉駅の新幹線ホームに行列ができます。
それだけ需要が大きいので、JR九州は特急を維持しているのでしょう。
特急だと45分ほどかかるのですが、料金は新幹線の3分の2です。
僕もよほどの急ぎでない限り在来線特急を使っています。
その競合から生まれたと思われるのがこの切符。
特急は、ネット予約なら往復3200円ほどのこの区間の自由席に、
1000円の駅ビルお買い物券がついて3440円という切符です。
つまり実質的に2400円ほど。
新幹線は往復で4300円ほどするのでかなりお得です。
土日祝限定の企画切符なのですが、そういう日に仕事の場合はよく使っています。



