風呂で読書

急に秋が深まり、我が家の風呂もシャワーではなく
湯船にお湯を貯めて入るようになりました。
湯船に入るようになれば、始めたくなるのが「風呂で読書」です。

半身浴の状態で風呂の縁に肘を置いて本を構えて読む。
本は湯気でゴワゴワになるので、新刊本や保存したい本ではなく
古本屋などで買った“読み捨て”の本に限定されますが
部屋とかよりずっと落ち着いて本を読めます。
ある程度読んで汗がじんわり出てきたところで
本を風呂の外に投げ捨てて読書は終わります。

昨年亡くなった義父の蔵書からまとまった数の本をもらったので
風呂では今は主にそれを読んでます。
今読んでるのは「時計の社会史」。
時計のない時代にシンデレラはどうやって12時を知ったのか
(12時の鐘を鳴らす人はなぜ12時が分かるのか)
時計の機械化はどのように進んだのか、
それは日本にどのように伝わったのかなどを知ることができて
おもしろいです。

読み捨てのつもりで読み始めた本に限って
読後も取っておきたかったりするのですが。