スタジオ収録でしゃべることって大変!

自分の仕事は基本的に人にしゃべらせて、それをコンテンツとしてアウトプットにしていくこと。
しかし昨日の仕事は逆に、自分がしゃべって他の人にコンテンツにしてもらうものでした。
今年度から始まった受験予備校「代々木ゼミナール」の仕事です。

2025年に大学入学共通テストで導入される「情報」科。
代ゼミでのその立ち上げ業務を今年度から担当していますが、
その第一弾として情報科を概説する映像授業6本を収録してきました。

収録は代ゼミ本校内のスタジオ。
黒板の前で板書しながら話すのはふだんの授業と同じですが、
違うのは前に3台のカメラと照明、自分の姿を写したモニターがあり、
調整室の指示を受けながら進めること。

話に詰まることがないように、話す内容と動作をまとめた「台本」を作り、
午前中に一通りリハーサルもしていたのですが、やはり詰まってしまう。
1本目は途中で「こりゃだめだ」と思い、自分からリテイクを申し出ました。

プログラミングの回では黒板に書き始めたフローチャートが縦に収まらない。
普通の授業でもそういう失敗はちょくちょくあるのですが、
「ちょっとごめん、書き直すね」といったん全部消して書き直します。
でも尺の決まっている収録ではそうも行きません。
強引にそのまま進めたものの分かりにくい形になってしまい、
「こりゃ最初からリテイクが必要だな」と思っていたのですが、
編集でつなぎ合わせるとのことで、途中からのリテイクで済みました。

つごう4時間に渡った収録にお付き合いいただいた教務や撮影クルーの方々、ありがとうございました!

終了後は今日金曜の兵庫県丹波市での仕事に向けて新幹線移動。
大きな仕事を一つ越えたのでプレミアムビール+チューハイにしました。