国家試験対策授業の舞台裏

専門学校での授業、特に国家試験の過去問授業をやるときは、
準備段階でいきなり正答を見るのではなく、
学生同様に自分でも一回問題を解いて思考過程をトレースしてから正答と照合し、
どういう説明をすべきか考えて授業用のアンチョコを作ります。

しかし今日の授業は、せっかく作ったそのアンチョコを自宅に忘れる失態!
学校に着いてから気づき、とりあえず正答だけスマホで調べてから授業に臨みました。

今日の授業は計算を必要とする問題。
アンチョコを作ったのは1か月ほど前なので忘れてますが、
解き方自体はその場で見てもイメージできます。

そのイメージ通りに計算していって、果たして正答と同じ答えが出てくるのか?
計算式を板書をしながら「頼む、この計算の結果が正答と一致してくれ!」と祈る。
幸い、出てきた計算結果は授業直前に調べた正答と一致し、
何事もないように解説できました。
ほっとした。

そんなヒヤヒヤで授業をしてたことは、学生は知る由もないだろう(^_^;)