水不足になりがちな福岡

福岡は今年初めから水不足が表面化しています。
取水制限などに至るレベルではありませんが、なかなか解消しません。
一昨日からの雨で解消は進むのではないかと思いますが
それでも今夏中に完全な解消は難しいかもしれません。

福岡は昔から水不足になりがちな土地です。
特に福岡市エリアは人口規模の割に大きな河川がないためです。
実際、1978年には深刻な水不足に陥り、
最悪期は1日6時間給水(6時間「断水」ではなく6時間「給水」)
にまで至ったことがあります。
当時僕は小学生で、夏のプールの授業はすべて中止になりました。

福岡県の大きな河川というと筑後地区を流れる筑後川ですが、
筑後川から水を持ってくるには日本海と有明海の分水嶺を超える必要があります。
昭和末期には筑後川から福岡市への配水が可能になりましたが
結構大がかりな工事を必要としたようです。

福岡県民はこの経験からか、水の節約に対する意識が強く
県民一人当たりの水道使用量は47都道府県で一番少ないのだとか。

ただその半面、福岡市の工業用水は今でも他地域に比べて高く、
それが福岡市で製造業があまり流行らない理由にもなっています。