BtoB系で記事体広告が有効なワケ

企業が何らかの大きなシステムを導入検討する際、一担当者の考えで即決することは少ないと思います。
やはり担当者が企画書を書いて、上司や関係部署に理解を求めるのが一般的でしょう。

その企画書では関係者を説得するために、なぜそのシステムが必要なのか、
新システムはどうやって解決するのか、先行して導入したところはどんな効果を得ているのか、
など論理的に話を展開しなければなりません。
関係者を納得させるストーリーを用意する必要があるのです。

記事体広告は、このストーリーが既にできています。
記事には必ずストーリーがあります。
記事体広告は業界背景や導入メリット、ユーザの評価などを記事の形で紹介しているため、
ストーリーができあがっているのです。
ビジュアルや短いコピーにこだわった広告は感性に瞬間的に訴えかけますが、
記事体広告は論理的に訴えかけるのに有効です。

ワンマン社長なら、理由に関係なく「鶴の一声」で決まるのもあるかもしれません。
しかしその場合でも、部下を動かすにはそれなりの理由付けが必要でしょう。
そこでもやはり論理的に整えられたストーリーが必要になるのは同じです。

折しも現在、新社会人を中心に若い層の論理構築力不足が指摘されています。
その力をどう身につけさせるかは別として、導入のための論理展開をプロの手で仕立てており、
企画書の「テンプレート」として利用できるのが、記事体広告の大きな利点ではないかと思います。